spoon日和

したっこ




4年生。9歳。


ちいさな頃の彼は
自分よりもおおきな
一代目くまくんを
抱えて、保育園まで持っていったり。


寝るときはもちろんずっと一緒で。



洗って干してるくまくんをかわいそうだと、泣き。


綿の出たくまくんにつぎはぎしたら、ばんそうこうみたいで
かわいそうだと、泣き…


とりあえずずーっと仲良しだったのです。



去年母が亡くなって。


おばあちゃん子だった彼は
おばあちゃんのおうちにいた
プーさんを、いつの間にか
二代目くまくんにしていた。


最近はこのプーを
車にまで持ってくる



そんなプーさんも
あごや腕が破れてきた…


昨日は
「かぁちゃんにもプーさんタイムあげる」って。
貸してくれて。


プーさんタイムって？
⁇⁇なわたしに教えてくれた。



プーさんの手で
自分の鼻をポンポンしたり
ほっぺに、スリスリしたりする時間…



大丈夫かな？
愛が足りない？(*´艸`)


でも、可愛くて
それが。もう。


可笑しくて。


ケタケタ笑ってしまった。


かあちゃんにもしてあげるって。
自らプーさんタイムをしてくれた。



あー、可笑しくて可愛くって
たまらなかったな。



そんな彼の最近の言い間違い。



ナビを見ながら運転するわたしをじっと見て、





「かぁちゃん、純粋？」って。





…どおかなぁ？
純粋かなぁ？
もう、だいぶ大人だしなぁ？
いろいろ経験してきたしなぁ？
純粋…かなぁ？




とか、答えたら(*´艸`)


彼的には
「かぁちゃん真剣？」って聞きたかったらしい。



あーおもしろ。


日本語って難しいよね。