2013年11月05日
お母さん
朝からひんやり。
ツンと鼻の頭がする感じ。
いよいよ、本格的に寒い季節に移り変わるのが分かるそれ
長く、ブログとも、向き合えずにいました
ココに残す事は、わたしの意思です
会ったことない方もいらっしゃるのかもしれないけれど
ココで、繋がった素敵なご縁もたくさんだから。
わたしの中の事として、今日は書かせて下さいね。
わたしの最愛の母が深い眠りについて、もう一週間経ちました
58歳。まだまだ若いね。
灰がふる事もなく、秋晴れの気持ちのいい日でした。
本当に頑張り屋さんで、明るくて
なんでも、お母さんに聞いたら安心だった。
頭が痛くても、涙が出ても、
「つっちゃん、大丈夫だよ。」って、その言葉で本当に大丈夫と思えたから。
最後、たくさんの方から
看病大変だったね。って、言葉をいただいたけれど、わたしにとっては
お母さんが病気になって、お見舞いに毎日足を運んだり、介護したりする事は全然がつくほど、大変とは思わなかったのです。
そこに行けば、お母さんに会えたから。
わたしにとっては、そこに行けば会えていたその時間は、あたりまえのように嬉しい時間でしたから
最後まで、わがままも言わずに、
泣き崩れる様な場面もなく
最後の最後まで、看護師さんに「ありがとう。」って、伝えてくれていましたよ。と、聞きました。
それは、私たち家族にも同じで、毎日お見舞いに行くと
「ありがとう。事故しなさんなよ。」って、帰る間際に出なくなった声をふりしぼり、握手をしながら言ってくれました
今、なにが悲しいか。
お母さんに会える場所がなくなったこと
どこにもかたちがなくなってしまったこと
わたしはお母さんが大好きで、大好きで
お母さんみたいになりたいと思った
最後、本当にたくさんの方が会いに来てくれて
私たち兄妹がビックリする程
「お母さん、お葬式に誰も来なかったらさみしいなぁ」って、心配してましたから(あはは)
きっと、たくさんの方が来てくれた事。
嬉しくて笑ってたかもしれないな。と。そんな事を思ったのです
お母さんに、今は、まだ会いたくて会いたくて、涙が出ます。
でも、みんなが言う様に
近くにいてくれているのも分かるのです
不思議と、なんにも怖い感じはしなくて、守られてる。そんな感じが
わたしは、お母さんの子どもに産まれて本当に良かった。
今は、ひなかえのおかあちゃんという事を忘れて、わたしがお母さんの子どもになってしまうことがあります。
今みたいに、ちびっこたちを学校に送り出して、ひとりになったとき。
そんな時に。
でも、許してほしい。
ちびっこ達が帰ってきたらちゃんとおかあちゃんのわたしに戻るから
おかあさーん。会いたいよ。本当にまた会いたい。
少しずつ、いつもの日常に戻って行くのでしょうか。
それも、なんだか寂しいけれど
今ね、言えることは
お母さんだい、だい、だいすきっ!ってこと。
お母さんの凄さはね
いなくなってからまた、じんわりと私たちの心に刻まれています
※ みなさんに折ってもらった折り鶴はゆうに千羽を超え、たくさんの方の気持ちは、お母さんの棺いっぱいになりました。ありがとう。きっと、嬉しくて「ありがとうって伝えてね。」って、笑ってると思います。本当にありがとうございました!
Posted by spoon at
08:26
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